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箱根山の地震の予知、回数増える有感地震の不安! [天候・災害]

「箱根、危ないんだって」そう聞いて、ゴールデンウイークの予定を変えた方も多いのではないだろうか。

実際は箱根全体が危ないというわけでもなさそうなのですが…。

箱根ロープウェイ全線運休、大涌谷は立入禁止!という話を聞けば、

あえてそこに行こうという気は起きないのかも知れません。

箱根山の火山活動や地震の予知や増えている回数などの不安について以下に書いていきたいと思います。

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箱根山の地震の影響は今後どこまで出るのか?



国内有数の温泉観光地である、箱根。

ですが、そこが火山地帯であるという事を私たちは今迄忘れていたのではないでしょうか。

過去に箱根が噴火した際には、火砕流が今の横浜あたりまで着いたという記録が残っています。

過去と言ってもそれ、何万年も前の話でしょ?ということで、最近の話に移りますが…。

箱根山では、4月26日から大涌谷付近を震源とする火山性地震が増加しており、

5月5日には箱根湯本で震度1を観測する地震が3回発生した事を受けて、

5月6日気象庁は、火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性があるとして、箱根山に火口周辺警報を発表しました。

(噴火警戒レベル2の火口周辺規制)

GWの最終日にこのような発表をすれば、観光地である箱根に影響は出る事は気象庁も分かっていたはずですが、

それを知りつつ警戒レベルを引き上げたという事に意味があると思うのです。

震度もそうですが、こういう警戒レベルの類は、一番最高が幾つで、そのうちのいつなの?

危険って言っても、2でしょ?大したことないんじゃない?

(噴火の警戒レベルの最高は5。5:避難、4:準備避難、3:入山規制、2:火口周辺規制、1:平常)

と、いう考えは危険です。

火山噴火といえば、2014年に起こった御嶽山噴火が記憶に新しい所ですが、この時の警戒レベルは1でした。

ですが、前兆活動が皆無だったというわけではありません。

今回の箱根の様に明らかに火山性地震が記録されているという事実は、警戒に値するのです。

また、現在では有感地震の回数がどんどん増えており、計測では100回を既に超えているそうです。

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地震の予知は可能なのか



さて、筆者は生まれ故郷は兵庫県です。そして、高校2年生の時、阪神大震災が起こりました。

かと言っても、私はこの地震の「被災者」と呼ばれていい様な者ではないかと思います。

同じ兵庫県内ではありますが、私の住んでいた市の震度は4。

私も部屋の本棚やタンスが倒れるなどしましたが、家族は皆無事。私が住んでいる市内の死者はゼロでした。

ですが、昔からなじみのある神戸・長田の町が崩壊し、知人にも死者が出るなど、影響はゼロではありませんでした。

長田の自宅が半壊した担任の先生は学校などに寝泊りしながら教壇に立ってくれました。

そんな経験をした私からすれば…地震の予知が出来る云々の話を聞くことは、決して心地いいものではありません。

特に跡付けの様に地震が起きてから「実は前兆現象が…」云々という話です。

「そんなのは、地震が起きる前に言ってくれ」というのは、私の様な体験をした者共通の感覚ではないでしょうか。

そんな、共通項がある事を踏まえた上で申し上げますと、今回の箱根山の地震は専門家によって予測されていたのだという事です。

ただ、今回の様に前兆活動が明らかになってきますと、全くゼロからの予知ではないという事は確かです。

今後の火山活動を踏まえつつ、発表される情報に注目しておく必要があるのではないでしょうか。

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