箱根山と富士山の噴火は関係あるのか!予言の信憑性を探る! [天候・災害]
4月26日以降、火山性地震が1000回を超えた箱根山。
気象庁は5月6日に噴火の危険性警戒レベルを2に引き上げた。
と、同時に、直ちに噴火する兆しはなく、警戒する区域については、大涌谷周辺と限定し、
観光地でもある箱根地域に対する配慮とも取れる発言もされている。
だが一方、箱根山と富士山が連動して噴火するという最悪の予言をする専門家もいる。
果たして、この予言の信憑性はどのくらいあるのだろうか?
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箱根山と富士山。共に有数の観光地でもあるこの二つの火山は、同じプレートで繋がっていて、
しかも二つの火山の距離は直線距離にして25kmしか離れていない。
一方の火山活動が、もう一つの活動に影響を与えるという事は十分に考えられる。
今回の箱根山の地震は富士山噴火の前ぶれであり、箱根山と富士山が連動して噴火…。
そんな最悪のシナリオ、ただの絵空事と一笑に付すわけにはいかないのだ。
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琉球大学名誉教授の木村政昭さんは、「数年以内に富士山が噴火する」と「予言」しています。
これは全く根拠のない話ではありません。
富士山と箱根山と同じ「フィリピン海プレート」上にある三宅島、伊豆大島が近年に噴火した事もその根拠の一つです。
また、東京大学地震研究所の平田直教授のチームは「首都直下型のM7級地震が4年以内に70%の確率で発生する」との試算を発表。
火山活動に詳しい千葉大学大学院理学研究科准教授の津久井雅志氏は、大規模な地震が頻発している近年の状況は、
伊豆諸島で大噴火が起きた9世紀に似ていると指摘します。
1983年と2000年に三宅島で、1986年には大島で大規模な噴火が発生。2000年の鳥取県西部、2004年の新潟中越の地震が発生するなど。
このように多くの識者から警戒が呼びかけられていますが、同時に多くの専門家は「冷静に対処する事」の重要性も説いています。
こんなに各地で地震や噴火が起こっているのだから、あと残っているのは、もう富士山だけ…という考え方も出来ますが、
富士山が近々に噴火する可能性は低い、と考えている意見もあります。
ただ火山である限り、可能性がゼロではない、という事は確かです。
こういう言い回しを「予言」という言葉を使っていいのかどうか、私は毎回疑問なのですが…。
我々にできる事は万が一の為に備えをしておく事、有事の際のシュミレーションをしておく事ではないでしょうか。
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気象庁は5月6日に噴火の危険性警戒レベルを2に引き上げた。
と、同時に、直ちに噴火する兆しはなく、警戒する区域については、大涌谷周辺と限定し、
観光地でもある箱根地域に対する配慮とも取れる発言もされている。
だが一方、箱根山と富士山が連動して噴火するという最悪の予言をする専門家もいる。
果たして、この予言の信憑性はどのくらいあるのだろうか?
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箱根山と富士山は連動する?
箱根山と富士山。共に有数の観光地でもあるこの二つの火山は、同じプレートで繋がっていて、
しかも二つの火山の距離は直線距離にして25kmしか離れていない。
一方の火山活動が、もう一つの活動に影響を与えるという事は十分に考えられる。
今回の箱根山の地震は富士山噴火の前ぶれであり、箱根山と富士山が連動して噴火…。
そんな最悪のシナリオ、ただの絵空事と一笑に付すわけにはいかないのだ。
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噴火を予言している専門家の意見は?
琉球大学名誉教授の木村政昭さんは、「数年以内に富士山が噴火する」と「予言」しています。
これは全く根拠のない話ではありません。
富士山と箱根山と同じ「フィリピン海プレート」上にある三宅島、伊豆大島が近年に噴火した事もその根拠の一つです。
また、東京大学地震研究所の平田直教授のチームは「首都直下型のM7級地震が4年以内に70%の確率で発生する」との試算を発表。
火山活動に詳しい千葉大学大学院理学研究科准教授の津久井雅志氏は、大規模な地震が頻発している近年の状況は、
伊豆諸島で大噴火が起きた9世紀に似ていると指摘します。
1983年と2000年に三宅島で、1986年には大島で大規模な噴火が発生。2000年の鳥取県西部、2004年の新潟中越の地震が発生するなど。
このように多くの識者から警戒が呼びかけられていますが、同時に多くの専門家は「冷静に対処する事」の重要性も説いています。
こんなに各地で地震や噴火が起こっているのだから、あと残っているのは、もう富士山だけ…という考え方も出来ますが、
富士山が近々に噴火する可能性は低い、と考えている意見もあります。
ただ火山である限り、可能性がゼロではない、という事は確かです。
こういう言い回しを「予言」という言葉を使っていいのかどうか、私は毎回疑問なのですが…。
我々にできる事は万が一の為に備えをしておく事、有事の際のシュミレーションをしておく事ではないでしょうか。
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